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「胸が熱くなったりもした」 [映画]

ひさしぶりにDVDを大人買い―

①ニール・ヤング「ハート・オブ・ゴールド」
②フランク・ザッパ「イン・バルセロナ'88」
③フランク・ザッパ「アポストロフィ(’)、オーバーナイト・センセイション」

①は、「プレイリー・ウィンド」リリースの記念ステージを
「羊達の沈黙」の監督であるジョナサン・デミが監督したコンサート・ムービーである。
もちろん、本編は素晴らしいに決まっているのだが
監督の自らの視点でのメイキング版DVD2が面白かった。
ハンク・ウィリアムスが使っていたというマーチンD-28を
誇らしげに紹介するギター・テクニシャンや、
ニールのバンジョーのバックでギターを弾くのに興奮している
エミルー・ハリス。
そして、なによりデミ監督が「おれはここではダサいんじゃないか?」と
ニールに対してびびっているところとか・・・etc.

②は、なんど西新宿界隈の海賊ヴィデオ屋で買いなおしたか!?
数え切れないほど・・・
そんな88年のザッパ・バンドのコンサートDVDがついに正規版でリリースされたもの。
たしかに画像はいままで観た中でいちばんよいのだが、
最後まで画面右下に「MP」の文字が居座るのが
少々目障りではあった。
しかし、やはり5Hornsが在籍するこの頃のザッパBandは素晴らしく
ビートルズ「アイ・アム・ザ・ウォルラス」の弦のパートを
5Hornsが高らかにブロウしている。
(そういえば、ツェッペリン「天国への階段」のペイジのギターソロを
全員でユニゾったりもしてたなぁ、この5人)

③は、classic albumsシリーズで
「アポストロフィ(’)、オーバーナイト・センセイション」製作時の
エピソードを現在のルース・アンダーウッドやジョージ・デューク、
ドゥージルをはじめとするザッパ一家や、アリス・クーパー・・・etc.が
当時の画像を交えつつ語ると言ったものだが、
初めて観る当時の画像も多くてめちゃめちゃ興奮してしまった。
ザッパの反骨精神がどこまでも浮き彫りにされるDVDではあるが、
「おれにとってはばかばかしさが唯一の現実だ」という
コメントを観て彼にとってはそれがフツーなんだな、やっぱり・・・と、
胸が熱くなったりもした。


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